BGM  平均律クラヴィーア曲集 第1巻 8番  プレリュード  Iori Fujita
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グレン・グールドの平均律クラヴィーア曲集 


グールドの演奏する平均律クラヴィーア曲集が好きです。
聴いているうちにこの演奏が好きになりました。
演奏家のピアノ演奏では感情移入や音の響きを使って曲を表現することは
あたりまえのことのように行われていましたが、グールドはこれをあっさりとやめました。

グールドの平均律クラヴィーア曲集の演奏は、音の余韻やことさらに感情移入など
しなくても、旋律が複雑でありながらも美しい・・ということを教えてくれました。
ピアノテクニックは演奏家それぞれに個性を感じますが、グールドの演奏には特別な
個性のかたまりのような魅力を感じます。 今までにないこの演奏は、グールドによって
グールド風に設計され建築された建築物となって今、存在しています。

グールドの演奏からは、一つ一つの音がはっきりときこえてきます。
音符の一つ一つが頭の中をかけぬけていき・・・すべての音を聴き取ることができます。
そこには気持ちのよい緊張が生まれてきます。 
聴こえてきている・・というより考えながら聴いていた・・ということにも気付くのかもしれません。
甘えのない音は、緊張感となって私たちの心にたしかに届いてきました。
鍵盤楽器を最大限バッハの時代に近づけた独自の演奏法なのかもしれません。

私たちは、このグールドの演奏するバッハのクラヴィーアのための練習曲・・
「平均律クラヴィーア曲集」から何を感じ取るのでしょうか。 
おそらくこの曲の物語性というより、音の生み出す美しさの表現力、
つまりグールド自身・・を感じ取っているのではないでしょうか。